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『怪談本所七不思議』

1957年7月10日公開(白黒/56分)

 

◎スタッフ

企画/佐川滉 脚本/林音弥 赤坂長義 監督/加戸野五郎 撮影/鈴木博 照明/折茂重男

録音/根岸寿夫 美術/宮沢計次 音楽/伊藤宣ニ スチール/吉田基芳 助監督/武部弘道

製作主任/山本喜八郎

◎キャスト

小宮山左膳/林寛 小宮山弓之助/明智十三郎 小宮山権九郎/天知茂 おさわ/山下明子 

八重/松浦浪路 甘利喜兵衛/小森敏 五助/沢井三郎 吉蔵/水原爆 塩見一平/大谷友彦

鷲の者銀八/鮎川浩 岩松/小高まさる 娘になった長兵衛狸/橘美代子 竜海和尚/菊地双三郎

妙庵/広瀬康治

 

◎あらすじ

 古狸・長兵衛は江戸・本所で怪異を行い、人々は「本所七不思議」と呼んで恐れていた。その一つ「おいてけ堀」で化けそこない、若者たちに捕らえられた長兵衛は、武者修行にでる息子・弓之助を見送る旗本・小宮山左膳に助けられた。左膳が帰宅すると、素行が悪く、縁を切った甥・権九郎が金を無心に現れた。

 追い払われた権九郎は、左膳の後妻・おさわが、昔自分と深い仲にあった娘であることを知り、よりを戻した。そしておさわと組んで財産の横領を計画し、左膳を斬り殺した。長兵衛は、命の恩人である左膳の危機に駆けつけるが、一足遅かった。

 弓之助の乳兄妹である八重は、ひとり彼の帰りを待ちこがれていた。そんな彼女に権九郎が襲いかかろうとしたので長兵衛は弓之助の姿に化け、彼女を助けた。

 権九郎は、中間・五助に弓之助に化けた長兵衛を殺させたが、長兵衛は再び弓之助の姿に化け、庭先に現れた。逆上した権九郎は、五助を殺害した。

 数日後、本物の弓之助が帰り、病臥する弓之助に化けた長兵衛は、権九郎の祈祷によって正体を現した。そして権九郎一味の悪事の一切を、真の弓之助に告げた。

 長兵衛は、弓之助の父の仇討ちの手助けに、一つ目小僧や大入道などに化け、狂った権九郎は、ついに弓之助の剣に討たれた。
(C)国際放映